クロノス VS ゼウス 霹靂




親子喧嘩・・・特に、父親と長男の抗争は神代の時代から変っていないようです。

全く迷惑な話なのですが、現代でも同じ事が起こっています。



私達(オットと私)はその闘いに巻き込まれると面倒なので、逃げるが勝ちという選択肢を取った数日間は、正に、正攻法(話し合いなどの冷静な対応)では効かないので、逃走劇と相成りました。



ギリシア神話のクロノス(ウラノス=天空を司る神)の息子は、ゼウスの父親です。

そして、クロノス(父親)と、その長男ゼウスが、壮絶な戦いを繰り広げました。

(いつも通り、ガイア(大地・女神)と、レア(ゼウスの妹=女神)の画策は有りましたが・・・=女性が裏で糸を引くのも、神代の時代から変っていないようです)


10年間(というより、10万年位?)に及ぶ「父子の闘い」を繰り広げました。

その後、又闘いが続き、、カオスよりもカオスった時代が始まりました。

結局勝ったのは、長男のゼウスでした。




オットの会社の会長と、その息子(社長)の長い戦いが、繰り広げられています。

平和な日本が、神世の時代と何ら変わらないというのも、なんとも日本的です。

この闘いが勃発したのはクロノスの妻(レア)が亡くなる前からでしたが、レアが亡くなると同時に、闘いが本格的に激化しました。

つまり、会長の奥様がお亡くなりになった時に、息子である社長が、本格的に大暴れを始めたのです。


沢山の神様(社員さん)が、その戦いに巻き込まれました。

こういう闘いが、会社の存亡の危機になる事は想像に難くありません。


しかし・・・

父親と長男の闘いというのは、避けられないのでしょうか。


実際、ゼウスの父親のクロノスも、「自分の息子に倒される危険を感じ、自分の子供達を飲み込んでしまう」という行動に出ています。

クロノスの母親のガイアは、もちろん、クロノスの妻(レア)に知恵を授けます。

「ゼウスだけは洞穴に隠し、他の子供達は飲み込ませてもいいのよ。でもね、時が来たらゼウスを表に出しなさいな。その時、ゼウスの手によって父親であるクロノスから子どもたちを吐き出させて倒させればいいのよ。うふっ」と。

なんでこんな知恵を授けたのかというと、ウラノス(クロノスの父)も、ガイア(大地)との子供を、大地の下(ガイアのお腹の中=タルタロス)に埋めてしまうという強硬手段に出たからです。

自分の子供を、タルタロスに埋められてしまったガイア(大地)は、無茶苦茶怒りました。

「何てことしてくれんのよ!」という夫婦喧嘩は、初代神世の時からの事ですから、「夫婦喧嘩をするな」という方がムリといえるかもしれません。

ガイア(大地の神様)が、ウラノス(ガイアの夫で、天空を司る神さま)に対して怒り続け、以前にも父親が子供を殺そうとしたことを覚えていたので、自分(ガイア)の息子であるクロノスが同じことを考えた時に、先手を打ったのです。

賢い・・・

というか、怒った女性神は怖い・・・

女性が一度怒ると、大変なことになります。


しかし、ガイアとレアに愛されたゼウス(クロノスの長男)は、知恵を授けてもらって、勝ちます。


ということは?????


女性を味方につけた男性は常に勝つ・・・ということなんでしょうかね。

そして、女性を怒らせてしまうと、男性は負けてしまうのかもしれません。


さて、

会長(父)と社長(息子)の闘いは、どちらが勝つか。

神話に沿えば、社長さんの勝ちなのですが・・・ね。

どうなりますことやら。


こうやって、面白がっていられるのも、オットはさっさと次の仕事を見つけて「逃げるが勝ち」を実行したからでした。

もちろん、会長さんから恨まれるようなことはしていませんし、社長さんからの八つ当たりも受けておりません。

しかし、他の社員さんたちには、影響が出ているようです。

私は、社員さん達の心情や、ご家族が心配です。


ゼウスの武器は雷(イカヅチ)ですので、一発で相当なダメージを負います。

しかも、ゼウスは他の兄弟を助けましたので、その兄弟は父子の闘いの間、ゼウスに協力し続けます。


大勝を収めるために、レア(クロノスの妻)もガイア(クロノスの母で大地の神)もゼウスに知恵を授け続けたり、他の神様を呼んだり・・・

女性神は、優秀な策士です。


ただし、この度の父子の闘いにレア(父の妻)は既に亡くなられており、ガイア(父の母)も亡くなられています。

しかし、知恵や存在としてのガイアとレアは生きているのです。神様として。


神世の時代から続く闘いは、今もなお、繰り広げられています。



障らぬ神に祟り無しと行きたい所です。





※ 参考文献


(アポロドーロス/岩波・赤・110-1/1953)




(ヒュギーヌス/講談社学術文庫-2005)



(PHP文庫-1993)







よろしければっ (。・・。)
にほんブログ村 にほんブログ村へ
   

  


コメント