
この映画・・・
真面目に見ようと思うのに、ずっと笑ってしまう「不謹慎な自分」を抑えきれませんでした。
良いんだろうか。笑ってしまって。
映画のDVDジャケットは怖いのに・・・
SFホラーって書いてあるし。
注意--ここから下はネタバレとなります--
最初、「ムー?」と思って笑っていたら、「ムーが真剣になるとこうなることがあるよなあ」になり。
でも、全然関係ない男の人誰?
メル・ギブソンはいつまで神父さんをやらなければならないの?
薬局の店員さん、呪い過ぎだろう。
家の周りの不審な人に「悪い言葉はダメだろう~」「じゃ、どういう呪いなら良いの?」って、平和すぎだろう。
え?ハーシーズ?
は?ハーシーズが増えた?てっぺんに薄い紙が足りないねえ・・・。
なんで結局、家族全員納戸でテレビ見てるの?
メル・ギブソンが神父ってオカシイだろう~、潰しが効かないからトウモロコシ畑?
え?フィールドオブドリームス?
フィールドオブドリームスのトウモロコシ畑に入ると宇宙人がいるの?!
トウモロコシ畑を刈っちゃって、更地にしたら狂人扱いされてたなあ・・・気をつけないと、警察官に保護されるしなあ・・・。う~~ん。
あの形状は日本スルー?えええ???(水に囲まれてるから?)
え?軍隊に入隊?アンクル・サム のポスターにそういう事書くかねえ?
やっぱりガソリンスタンドのバイトは嫌だったんだなあ・・・。
奇跡を信じていても「そういうことで?」。まあ、分からないでもないけど。
水着特集は外せないのだろうなあ。子供最強。
神父さん不要だよなあ。
本が面白怖すぎだろう。しかし「暇人が書いたの?」と言って、怒られるメル・ギブソンが「見してよ」と頼んで 「変な名前」とかケチョンケチョンに言っちゃうし・・・。
お父さん、投票で負けてるし。
は?最後の晩餐?
お?やっぱり米国。野球だよねえ。
スカッと爽やかなコーラ(「13」回のCM)のようなエンディング。
水で退治できるならねえ・・・。
彼女が水を汲むと、聖なるものに変わるんだなあ。子供最強。
地球の空気中にも水の分子があったような・・・。あれ?
メル・ギブソンに勝てるのは子供だけだな。これは決まりだろう。
で、「神様からのお知らせ」は、奥さんの口から告げられたということですかね。
(ここは笑ってない)
もっとずっと笑っていたのですが、笑ってはいけなくて、本当は怖がらなければならないのでしょうかね。
常に怒り続けているメル・ギブソンと、おじちゃん役の男の人が全く性格が違うので、「家族ねえ。兄弟でもこれだけ違うじゃん」を見せてくれたのは嬉しかったです。
監督・・・。
また人で遊んだでしょう(笑)
誰もが皆、2ミリずつズレると、こんな感じになるのかも知れないなあ。
「本当は神様はいないんだよ~」そう言えるのも、自由の国だからなのかも知れません。
(「神がいない?なんでそうなる?」というのは、2002年位には製作国で「宗教に対する信頼感は薄れている」という数字が出ているから。
ハリウッドの仕事は「観客の欲求を満たす=娯楽=収入」。
「ニンゲンが製造したGODという概念は無いでしょ」と薄々思っているけれど・・というヒトが観ると、大笑いするように出来ている。
メル・ギブソンのセリフで「偶然というものが完全に無いとしたら面白くない。だろ?それを奇跡(GODの導き)と捉えるか、それとも単なる出来事と捉えるか、どちらか一つしか無いんだ、お前はどっちだ?」と、いつまでも「商売聖職者」の側にいる。
聖職者を真面目にやればやるほど嫌な部分しか見ないようになる。
聖職者が一番GODを信じていない。
だからこそ、「GODは居る!偶然ではなく奇跡だ!」と言い切って商売にしているという現実を皮肉として込めている。
メル・ギブソンを起用したのは、彼と神が結びつかなすぎたから。分かりやすい配役だったのではないかと思う。
「GODがいるなら出てこいよ」というあの目は、どの作品にもよく現れている。目の奥までは嘘がつけない。
「GODの存在を信じているのに、無茶苦茶な弟」「GODを最初から信じていないのに、神父という聖職職業についていて、奥様の死をきっかけに、下らない商売から足を洗った兄」のどちらがまともか?というのは、火を見るよりも明らかなので、そのキャラクター設定だけでもコメディになります。
最後にメル・ギブソンが神父さんの格好をしたのは、「よし、この逸話を奇跡として売り込めば復帰して食って行けるぜ」という・・・。
その国によくある考え方の一つなのではないかと思う。
適当な人たちってそういう感じだもん。
監督が事故を起こしてしまって、反省しているのに、生きる気満々なのも「そういうもの」を笑い飛ばさなければ行きていけない場所なら「フツー」。
外から米国を見ていて、なぜか香辛料の香りが漂い続けたし、ホラーのはずなのに、頭の中で登場人物が踊り続けるのはなぜ?と思っていたら、インド風味の監督さんだった。
この監督さんは、「常識(集団の思い込み)をサクッと切ると面白い」という作品を作っているのではないかな。
何かを妄信的に思い込んでいる人たちの盲点を突くのは、楽しいほうが良い。)
よろしければっ _(._.)_
コメント
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コメント・メッセージありがとうございます。
お返事は、ほぼ遅くなると思います。
ご容赦ください。
電子うさぎ・拝